2011年08月19日

ユーミンのライブ「Road Show」

 昨日、ユーミンのライブ「Road Show」に、タイトルに惹かれて行ってきた。

 もう、本当に凝った舞台。最初はヨーロッパの古い映画館が、演劇のセットのように作ってあって、それが「ローマの休日」に出てくるような階段と広場に変わり、次には、セットがいつしかスクリーンになって、歌に合った情景を映してる。イスが出てきて、ユーミンがコーラスの女の子たちと小さなコントやお芝居のようなことを見せてる後ろで、スクリーンには、古い映画のように彼女たちの姿が映ってる。そして、イスが魔法のように消えたかと思うと、布に覆われていたピアノが姿を現して、ユーミンの弾き語りが始まったり。

 ユーミンの衣装もまるでマジック。始めは冬物の重たそうなコートを着ていて、それから体にピッタリしたパンツスーツに。この時は、コートの下はこれを着てたのか、と思ったけど、その後、舞台から下がって1分も経たないうちに、なんと振袖を着て出てきて、ビックリ。一体どうなってるんだろう。その次には、またあっと言う間にドレスになり、宇宙服みたいなのになり。

 ユーミンは、踊ったりステージをくまなく走ったり、すごくパワフルで、人数の多いバックバンドの音量に負けず、歌詞もはっきりと聞こえていた。最新アルバム「Road Show」と、古い曲を織り交ぜていて、「あの人は迎えに来ない」とか「少しだけ片思い」とか「春よ来い」とか、聴きたい曲がたくさんあってうれしかった。「Destiny」みたいなやるせない歌詞を、元気いっぱいの曲にして、思い切り派手な演出で発散させてくれるところが、ユーミンの真骨頂だと思う。

 うだうだ長くしゃべったりせずに、しっかりした構成でとにかく歌いに歌っていたのも、好ましかった。終盤、「実際の人生は、NGや、使えないままの場面だらけで、しかもそれをどうすることもできないまま生きていかなければいけない。でも、そんな普通の人生の一コマ一コマこそ、本当のドラマがあるんだと思う。私は、映画のようにこうだといいな、という願望ではなく、そうしたリアルな内容を歌っていきたい。私の歌が、みんなの人生を映す、映写機のランプであればいいいなと、思っています」と言っていた。

 ユーミンは、これでもか、というほど貫禄たっぷりなのに、律儀さと一生懸命さがあって、とてもかわいい人だと感じられた。とにかく、パワーをもらえて充電できる、とっても楽しいライプだった。
posted by HIROMI at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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