2007年07月22日

道浦母都子

 「第21回読売こころ塾」に参加。今回のゲストは歌人の道浦母都子さんだった。
 「無援の叙情」で全共闘運動を歌ったことについて、当時は今と違ってテレビに戦争の無残な映像が直接写され、それを阻止するために何かをしなければという思いが強かったこと、また、戦争に行った男と、その帰りを待ち続けた女の間に生まれた者として、非戦の思いが宿命的にあった、と自身を含めた当時の団塊の世代を分析した。
 だが、「無援の叙情」は運動の只中で作ったものではなく、運動が終焉し、自分のなかですべてが終わったと思った時点から気持ちを整理するために書きだしたものだそうだ。初めは500部だけの自費出版だったとか。
 また、歌人の系譜を研究するなかで、女性の思いを髪に託していたのが、与謝野晶子から乳房に託すことになったそうだ。乳がんをわずらった女性に、湧き上がるように歌が生まれる人が多いという。
 歌が作れなくなっていることや病気のことについても語り、とても率直な人に思えたし、団塊の世代とは思えないほど若くて華やかな人だった。
 
 
posted by HIROMI at 20:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記
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