2008年01月17日

ウォーター・ホース

 試写会に誘って頂いて「ウォーター・ホース」を観た。
 お子様向けのたわいないお話かもと思っていたが、予想はいい方に裏切られ、ケルトの神話と戦争と子どもの成長物語を重ねた設定。映像もストーリーもとてもよかった。

 第二次世界大戦のただ中、戦地に行ったまま帰らぬ父を待つ少年アンガスは、ネス湖のほとりで大きな卵を見つけ、孵化した竜をひそかに育てる。二人の間に育っていく信頼と友情。巨大になった竜は湖に放たれるが、釣り人が目撃して騒ぎになってしまう。一方、アンガスの暮らす家には兵士たちの宿舎になり、戦況が厳しくなるなか、竜は敵の潜水艦と間違われてしまう。

 竜を家族の目から隠しながら守るドタバタは、笑えるけど切実で、ETを思い出した。はじめはトカゲのようなチビくんなのに、どんどん巨大になっていく。竜の映像は表情豊かで機敏でとってもリアル。写真で騒いでいたのなんて遥かに昔。こんなにうまく撮れるのなら、たとえ本物でも信じられない。さみしいけど、この類の話題はもう消滅しかないでしょう。

 山々に囲まれたネス湖の風景が素晴らしい。少年を背中に乗せて疾走する場面は、湖水の美しさにも魅せられた。そんな湖の美しさと二人の友情を引き裂いて、竜をめがけた大砲が降り注ぐ場面が悲しかった。 

 
posted by HIROMI at 23:05| Comment(8) | TrackBack(18) | 日記
この記事へのコメント
私もETを思い出したり、ウォターホースに乗って湖を駆けるシーンは「ネバーエンディングストーリー」を思い出したりしました。少年の回りのお姉さんやお母さんの思い、手伝いに来て、少年の理解者となる男性もよかったですねえ。そして、この話の語り部のおじいさんも。
Posted by MAO at 2008年01月18日 08:35
MAOさんコメントありがとうございます。
そうそう「ネバーエンディングストーリー」とも似ていましたね。ファンタジーはどっちかというと苦手なんですが、この作品は感動しました。美男も美女もいないし少年も特別かわいくないけど、夢を描くのならこうでなくちゃ。
Posted by HIROMI at 2008年01月18日 13:43
ウォーターホースに乗る場面で、「溺れ死ぬー」なんて思わないのがファンタジーってもんですね。
ちょっと、童心を忘れかけてるひらりんでした。
Posted by ひらりん at 2008年02月05日 01:20
ひらりんさんコメントありがとうございます。
背中に乗ってる時に溺れないことより、ウォーターホースが軍の男を殺しそうになった時にアンガスが岸で溺れることに一瞬?となりました。水中であんなに激しい動きに耐えたのにって。いずれにしても、普通なら溺れ死んでしまいますよね〜。
Posted by HIROMI at 2008年02月05日 19:18
HIROMIさん
コメントありがとうございますm(__)m
目撃情報は随分前からあるようですね。
実際のところ正真証明の写真かどうか?
分かりませんが・・・・。おっしゃるように
写真の技術も凄いですから、本当のところ
ネッシーが存在している生き物なのか、ちょっと
疑います。
Posted by mezzotint at 2008年04月16日 01:09
mezzotintさん
私の方こそコメントありがとうございます。
目撃情報がいつあったかを書いて下さっていましたが、50〜70年代までと違って、現在は皆無のようで、夢のない時代になっているんだなと思います。地元のネス湖では存在が信じられているそうですが。
Posted by HIEOMI at 2008年04月16日 20:04
遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。

さて「ウォーター・ホース」ですが、
映画全体的には良く出来てるけどなんとなくイマイチって感じで…
「『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフが…」、「少年との友情感動作」…的な宣伝文句に巧くノセられて期待が高まっていたのもイマイチ感の一因ですかね。

…個人的には「惜しい!」って感じの映画です。

では、また来させていただきます。本年も宜しくお願いいたします。
Posted by ピロEK at 2009年01月10日 12:48
ピロヨKさん
明けましておめでとうございます。

あまりお気に召さない映画だったみたいですね。
俳優さんたちが特別きれいなわけでもなく、子役も普通だし、ウォーター・ホースはチョイキモでしたが、個人的には好きな映画でした。
地味な出演陣がストーリーを引き立ててるなあ、とか。肩を持ちすぎでしょうか。
期待せずに観に行って、得した感じがしたのですが・・。

私の方こそ、本年もよろしくお願い致します。
Posted by HIROMI at 2009年01月10日 17:43
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